黄金の実りと収穫祭

気が付けば、暑さも落ち着き、過ごしやすい秋を迎えましたね。
田んぼでは、黄金色に輝く稲穂が頭(こうべ)を垂れ、綺麗に弧を描いています。

そんな中、街には太鼓ぶちや鐘の音が響きわたり、秋祭りの開催を知らせてくれます。
この秋祭りは農作物の収穫を感謝するものであり、お神輿や獅子舞を目にすることも出来ます。
お神輿とは、神様を乗せて運ぶための乗り物のことを言い、普段の住まいである神社から
このお神輿に乗って、街や氏子のもとへと訪れると考えられ、とても神聖なものです。
また、獅子舞も日本人にとっては大変ポピュラーなものです。
胴幕(油単)の図柄は、派手なものからシンプルなものまで様々で、中には図柄がなく全身を毛で覆ったものまであります。
その他、獅子を演じる人数や舞い方なども多様で、それぞれの地域に根付いた、日本で最も種類の多い民俗芸能となっています。
獅子は邪気を払い、祝う意味があるため縁起の良いものとされています。

秋祭りは地域によってそれぞれのカラーがあり、これから行われるところもあるそうなので、
興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。
そしてぜひ、感謝の気持ちをもって、お米をはじめとする秋の味覚を味わってみてください。


 

 


 

2022年10月14日