花開き飛躍する一年に。
皆さま、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
MECでは4日より平常勤務が始まっています。本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、今年2023年の干支は癸卯(みずのと・う)です。
干支とは本来「十干十二支」を略した呼び名で、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を組み合わせたものであるのはご存じでしょうか。
十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥でお馴染みですが、
十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸のことであまり聞きなれないのではないかと思います。
これらの組み合わせは全部で60通りあり、それぞれが意味を持っていると言われています。
今年の干支、癸卯が持つ意味は、メックにとっても大変縁起が良いものとなっています。
まず、癸(みずのと)とは、十干の最後にあたり、生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を表すほか、
「揆」(はかる)という文字の一部であることから、種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前であるという意味があります。
一方、十二支の「卯」は、もともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味があり、
また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があります。
さらにうさぎの元気よく飛び跳ねる様子から、大きな飛躍・向上というイメージがあり、何かを開始するのに縁起が良く、希望に満ち、
景気回復、好転するよい年になると言われています。
つまりこの2つの組み合わせである癸卯には、
「これまでの努力が花開き、実り始め、勢いよく成長し飛躍する」といったダブルの縁起の良さが表れています。
メックも、この癸卯の持つ意味にあやかり、さらに飛躍していけるよう、精進して参ります。
ちなみにメック所在の善通寺には、‟うさぎ寺“として有名な甲山寺があり、境内には親子うさぎの石像やうさぎ瓦があります。
卯年である2023年、大きなパワーを頂けるのではないかと思い、参拝して参りました。
皆さまも、機会があればぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。