葉々の色づき

秋も深まり、朝晩が冷え込むようになってきました。
例年よりも早く、インフルエンザが流行しておりますので、皆さま体調管理には引き続きお気を付けください。

ご報告になりますが、メックは先日、無事に年度末決算月を終えることができました。
これもひとえに、皆さまからのご愛顧によるものと深く深謝いたしております。
今後とも、メックをよろしくお願いいたします。

さて、気温が下がってきたこともあり、木の葉が徐々に色づき始めました。
北海道や東北地方では、既に紅葉が見頃となっていますが、紅葉はだんだんと南下してすすんでいくため、
これから四国でも見頃を迎える景勝地が楽しみです。
秋の風物詩である紅葉は、秋の行楽シーズンとも重なるため、日本国民にとって春のお花見同様、大変親しまれています。
紅葉を愛でる習慣は平安時代頃から始まったとされており、和歌をはじめ、様々な芸術の題材に用いられてきました。
紅葉を鑑賞した際に、どこかほっこり懐かしい気持ちになるのは、
古来より受け継がれてきたスピリットのようなものがあるからなのかもしれないなと、ふと感じました。
また一概に紅葉と言っても、ご存じのとおり、紅葉、黄葉、褐葉など落葉樹の葉の色素の違いによって様々な色があります。
代表的なものを挙げると、紅葉はもみじやカエデ、黄葉はイチョウ、褐葉はブナやスギなどがあり、
ロープウェイに乗って高い場所から山々を見下ろすと、山肌が様々な色で彩られているのが見られ、まるで芸術作品のようです。
このように紅葉と言えば、一般的にはこれら落葉樹をイメージしますが、実は草紅葉(くさもみじ)と呼ばれる、
草や低木の葉の紅葉もあるそうです。
ついつい高い木の紅葉を見上げがちですが、低い草木の紅葉に注目してみるのも、面白いかもしれません。

2023年11月07日